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9割のアナログ保育と、1割のデジタル保育
今週月曜、鹿児島県鹿屋市にある「つるみね保育園」を訪問し、一日見学させて頂きました☆
こちらでは「9割のアナログ保育と1割のデジタル保育」をテーマに未来創造カリキュラムを実践されており、杉本園長も既にメディア等から引っ張りだこの方です。
私が2012年に初めて子供向けITイベントをApple Storeで開催した際、一部の保護者から「子供にIT教育なんてけしからん!」というお叱りのメッセージを頂きました。あれから5年、文科省発表の影響もあってか逆に「子供達にもIT教育が大切」という動きに(日本も)なりつつあります。
アナログありきのデジタル教育
とは言え、個人的には「アナログありきのデジタル教育」だと思うのです。ドキドキ・ワクワク、そして楽しい。自分の役にも立つし、誰かの役にも立つ。そのためのIT教育をこの5年間推し進めてきたつもりです。
が、このつるみね保育園はそれを見事に具現化されておりました! しかもこの鹿児島の大自然の中で!!
前日から鹿児島入りしましたが、肉も美味しい野菜も美味しい、そして空気も美味しい。その環境にある保育園にiPadもあるしPepper君も居る。そしてその使い方はすごく本質的。
本質的というのは「取って付けたようなICT教育ではない」という事。最近気付いたのですが、ICT教育を謳う人達の中にも
・STEMタイプ ・行政タイプ
に分かれており(私は前者)、両者はあまり溶け合わない雰囲気があります。そこの違和感から今回のつるみね保育園訪問を決めたのですが、いやはや脱帽…
杉本園長の発想や決断力、行動へのスピード感、見習わないといけないと感じました。
今回少しお時間を頂いてロボット・プログラミング体験会をさせて頂いたのですが、それ以外の”楽しい”が有り過ぎて霞んでしまった気がしました。(でもそれでいいのです!)
肌感覚の収穫
今回の訪問で得るものは大きかったですが、それは言葉に出来るものではなく”肌感覚で”得た感じです。この肌感覚を残しながら、少なくとも私が関わる生徒達には将来に繋がる何かをクリエイトしてGIVEしたいと感じました。
つるみね保育園の杉本園長、そしてスタッフの皆さんに改めてお礼申し上げます!(^o^)