【お盆に読書】星の王子さま、禅を語る(重松宗育)

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ICTスクールiClub 代表 工藤洋輔
【ICT教育アドバイザー兼コンサルタント】福岡県商工会連合会 経営改善専門相談員(ICT)/福岡商工会議所 専門家登録者(ICT)/福岡県中小企業団体中央会 専門家(ICT)/福岡県商工会連合会 エキスパート登録者(ICT)/中小企業庁 ミラサポ専門家/ICTスクールiClub/PCNももち 代表/知財創造教育 地域コンソーシアム委員(2017年)【研修講師実績・顧問先企業】エフコープ生活協同組合/生活協同組合コープおおいた/天神イムズ/予備校/放課後等デイサービス/県内各商工会他多数【メディア出演】「ジャパネットたかた」/KBC「アサデス。」「サワダデース」/RKB「今日感テレビ」「今日感ニュース」/TVQ「ルックアップ福岡」/情報誌「リビング福岡」他多数
ICTスクールiClub 代表 工藤洋輔

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先日キャナルに行った際に見つけて、何気に読んでみたくなって購入。
8年ぐらい前に禅を多少かじった事があるのと、昨年映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」を観たので、とても解りやすかった☆
 
確かに「星の王子さま」のメッセージは禅問答と似ている。作者サン・テグジュペリが禅を知って書いたかどうかは判らないが、不立文字・直指人心・脚下照顧等に似たメッセージが話に出て来ている。
 
どの時代でも生きていく中で悩ましい事は多々あると思うが、スマホやインターネットで情報過多の今こそ、現代人には禅が合うのではないだろうか。
 
8年前、禅の千綿和尚に直接「常識って何でしょう?」と訊いた事がある。和尚曰く、
 
「常識とは、大衆を味方に付けたような言い回しで自分を正当化するための言葉に過ぎませんよ」と…
 
なるほど、マイノリティ(少数派)を潰しにかかるには「常識」って都合のいい言葉なんだなと思った。
時代がもっと、マイノリティを評価するようになればいいと思うし、段々そうなって来ているような気もする。
 
最後に、本書から一部引用させて頂きます。
 
「そもそも教育という言葉は、ラテン語の「引き出す」から来ました。どの子も仏性をもっていることを信じ、その仏性を引き出す努力をすること。実に難しいことですが、これが教育の原点だと私は思います。」(P179より、原文ママ)

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