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4月13日、隠岐島の隠岐高等学校における地域IT人材育成事業 授業開始式にて、ゲスト講演させて頂きました。
私にとって初めての山陰ご訪問が隠岐島という貴重な体験でもあり、また高校生達にIT(ICT)の未来を語るという重要な役目でもあるため、緊張と楽しみを持ってお話して参りました!
昨年のテーマが『「知る」が私たちの未来を切り拓く』という事でしたので、「知る」に繋がるテーマとして、
『小さな「気づき」が、私たちの未来を大きく築く。』
と題し、“気づき”と“築き”をかけた内容に。
これからのIT(ICT)を語るキーワードとして、やはりAI(人工知能)とIoT(Internet of Things)は必須と感じているため、その二つについての説明と実例をご紹介。と言っても、IBMのワトソンのような大きな話より、島や地域でクリエイト(築く)事ができるような、小さいけど光る事例を3点ご紹介させて頂きました。
・福井県鯖江市のコミュニティバスに関するIoT活用(IchigoJamネタ)
・家島諸島の各家庭の水道検針に関するIoT活用
・福岡県田川市のクリーニング店に関するAI活用
どの話も、皆さんメモを取りながら真剣に聴いてくださって感謝です!
最後に一人の生徒さんに投げかけた質問、
「AIやIoTのような技術によって人間の時間が増えたとして、あなたは何をしたいですか?」
に対して、
「野球がしたいです!」
という回答。最高です! そうです、自分が本当にやりたい事をやるために、IT(ICT)を活用するのです。一応模範的な回答として「その時間を人間しか出来ないクリエイティブな時間に充てる」というのを用意しておりましたが、よくよく考えたら教科書的回答で面白みが無い事に自分で気付きました…自分のやりたい事をちゃんとやる事が、やがては家族のため、そして地域のために繋がる気がしました。(それでいいのだ!)
「野球がしたい!」、この回答に、大人からは出てこない本質的な答えを見た気がします。名前は訊けなかったけど、一番前に居た彼に、ありがとうを(*^ ^*)
翌日は帰りの飛行機の時間まで(実際には飛行機が欠航となってしまい、高速船→車→特急電車→新幹線となったのですが)、隠岐島案内を隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会の野邊さんにガイドして頂き、隠岐島の魅力や不思議について堪能して参りました。ありがとうございます!
その他、今回のきっかけとなった佐藤社長、金築社長、スタッフの皆さん(若林さん前満支店長、運転に感謝!)。そして、隠岐高校の校長先生、教頭先生、担任の石川先生、生徒達。島根県職員の皆さん、隠岐の島町職員の皆さん他、素敵な交流をありがとうございました!