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この記事はコンサル用サイトに書こうかこちらに書こうか迷ったのですが、キッズにも社会人にも共通する話でしたので両方に☆
2015年春、福岡県商工会連合会の専門家登録とほぼ同時期にキッズプログラミング教室を立ち上げたのですが、おかげさまで5年目。改めて見ると、今の生徒さんの約半分が2015年からずっと通い続けてくれているメンバーである事に気づきました! 感謝です。
Scratch(スクラッチ)から始まり、Sphero(スフィロ)やMinecraft(マインクラフト)やIchigoJam(イチゴジャム)。そして最近はArduino(アルドゥイーノ)による電子工作や3Dデータ設計から3Dプリンタによる出力まで、ありとあらゆるカリキュラムを実施してまいりました。
保護者の方々から、「他にも習い事してるけど、この教室だけは楽しそうに通ってます」という嬉しいお言葉も頂戴し、特に営業活動なしにずっと満席状態が続いている状態です。
ただ、ずっと気がかりだったのが、
・折角ずっと通ってくれているのだから、楽しいだけではなく何かしら形に残るものを。
という想い。
よく問い合わせ電話でも訊かれます。「プログラミング教育がブームになってるのは知ってるけど、それを習得して子供達にはどんな得が?」と。
最初のうちは「今後当たり前になるであろうAI社会やIoT社会に備えてうんたらかんたら」答えていましたが、最終的には「損得で考えるよりも、お子さんが興味を持つかどうかで決められてください」と返しています。ただ、
・確かに目指すものはあったほうが良い。それは他者との優劣を決めるコンテストではなく、自分自身が頑張った分だけ成果が見える資格のようなもので。
という気持ちも当初からありました。
途中、やはりと言うかこのプログラミング教育ブームに乗っかった資格ビジネスも多数登場。実は2016年にそういった団体から弊社にお声掛けもあったんですよ。一緒に子供向けプログラミングの資格団体を作りませんか? これから受検する人が間違いなく増えるので儲かりますよと。
しかし、仮にうちがキッズプログラミング検定を作ったところで、その権威性は感じられません。私が逆の立場だったら「どこやねん!」って感じで子供には受けさせませんから(笑)
また、出来たばかりの団体から「子供向けのプログラミング検定を作りましたので、おたくの生徒さんに受けさせてみませんか?」という営業も来ました。
私は大学時代から社会人にかけて日商簿記2級や宅建(宅地建物取引主任者)資格、ITパスポート等の資格を取得しましたが、どこかよくわからない団体の資格を取っても、履歴書に書いたところで面接官から「なんですの、これは?」と訊かれるのがオチです。寧ろ書かないほうがマシです。(まぁこれからは、履歴書以外のところで本人の資質が見られる時代になって来ますが)
前置きが長くなりました。要はある程度ちゃんとした組織によるキッズプログラミングの検定試験が創出されるまで待っていたのですが、この春やっと日商(日本商工会議所)から「日商プログラミング検定」がスタートしたのです。
別に私が商工会の経営改善専門相談員(嘱託職員)や専門家をやっているから薦める訳ではなく、実際にサラリーマン時代の転職時も、国家資格や日商資格があったため転職がスムーズに行ったという経験からお薦めします。そして今月から、授業でも対策講座が始まった次第です。
正確に言うと昨日(5/31)の授業から対策講座を始めました。そして本日(6/1)の2クラスでも実施しましたが、サンプル問題集をやってみたところ、長く通われている生徒さんはほぼ70%以上点が取れてました。(合格圏内です)
実際サンプル問題集にもあったこの問題は↓
以前通常授業の中で行った図形問題と全く同じでした。生徒達も「なんか見覚えあるー」と。ただ、最近入った生徒さんには若干難しかったようなので、解き方のテクニックを伝えたところ、少し問題をアレンジしてもちゃんと正解を導き出せておりました☆(さすがの猿飛!)
そして全体を通してみたところ、個人的には15ページの問13(音符問題)が良問かなぁと。(これぞ正に論理的思考力?!)
(正解はBではなくAですばい)
おそらく同業者もこのブログ見られてると思いますが、そう思いません?(^^)
週明けのクラスでも、検定対策始めます!
金曜と土曜のクラスで実施して意外だったのが、予想以上に皆このサンプル問題集を楽しそうに解いていた事。授業後半の私の解説の時には、答え合わせで歓声も上がるほど…
やっぱり学びは楽しくなくちゃ(^^)
シニアIT教室を開始した2012年からずっと言っていた事、
「楽しんでこそ脳が喜ぶ♪」
まだまだ『楽習』(がくしゅう)、キッズもシニアも続きますよ!(加えてビジネスセミナーでも)